スポーツにせよ、武道にせよ、それぞれ「独自のルール」が存在します。
独自の「基本ルール」を設定することにより、そのスポーツや武道のそれぞれの動きに「深み」が増してくるのだろうと思います。
社交ダンス(スタンダード種目)には、いくつかの「独自ルール」があります。
社交ダンスのホールド(姿勢)の基本は、
「両腕を持ち上げて、両肘を固定して、地面に垂直に立つ」
これが大前提・・・というか、これがルールです。
このホールドを保ちながら、左右の足を交互に動かし、カラダを前後左右に移動します。
いかにも、窮屈そうな「ルール」ですが、それは誤解です。
腕を持ち上げて、肘を固定することによって、
「カラダの中に、なんとも言いがたい、深みあるの動き」
が生まれ、
「今まで気づかなかった、なんとも言いがたい面白さ」
を味わうことが出来るようになってきます。
社交ダンスのルールには、ほかにも、
・男女が向かい合って(相手をカラダ半分、右にズレます)踊ること。
・(男性は)膝を伸ばした時も、曲げた時も、カラダを垂直に保つこと。
ほかにもいくつかのルールがあります。
走る動作(ランニング)のように、両足を同時に宙に浮かせたり、
カラダを前傾させて大きく進むことは、一部の例外を除いてはNGです。
ルールがあるから面白い!それが社交ダンスの楽しさなのかもしれません。
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