Ballroom Fitness みらい

〔thinker〕
両腕を持ち上げて、
 両肘を固定する
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社交ダンスは
「独自のルール」が
  面白い!
とりあえず、
 腕を持ち上げて
  固定する
「肘」を固定して
  歩いてみると…
肩(肘)を左右に
  回転させる
肩を回転させながら、
 足を前に出していく
「視線」を変えれば
  動きが変わる!
背骨は「動きの中心」
  なのか?
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肩(肘)を左右に
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§ 両腕を持ち上げて、両肘を固定する
14:肩を回転させながら、足を前に出していく
作成日:2017/12/18
更新日:2017/12/20

【1】肩を回転させながら、足を前に出す動き

肩(肘)を右に回転させたとき(左の肩を前に出した時)、腰は左右どちらに回転するか?
「肩が右なら、腰も右」「肩の回転に反発して、腰は左」両方のタイプの人がいます。

では、2つのタイプの人が、それぞれ

「棒を右に回転させながら(左の肩を右に出しながら)、右足を前に出していく」という動きをやったとき、カラダの動きにどういう違いが出る動作が出るか?

今回は、これを検証してみたいと思います。

どちらもタイプで「腕を持ち上げて肘を固定した」場合でも、「腕が自由自在に動くとき」よりも大きな動きになり得ます。

【2】肩の回転を、腰が妨げようとするタイプ


背骨に「強靱な縦軸」を作り、背骨を中心に肩を右に回転させると
慣性の法則によって、腰は「回転を妨げる方向」つまり、左に回転しようとします。


肩を右に回転させる力が強ければ強いほど、「腰が反発する力」も強くなります。

肩を右に回転させながら(左肩を前に出しながら)、カラダ全体を前に出していけば、腰の反発力によって、右の腰が前方に押し出されます。
このタイミングで、右の膝を持ち上げて、右足を床から離してやれば、右足は大きく前方に進んでいきます。

【3】肩と腰が同じ方向に回転するタイプ


左手の「肘の付け根」に「動きの支点」を作った場合、肩と腰は同じ方向に回転します。


肩を右に回転させながら(左肩を前に出しながら)右足を出していけば、カラダ全体が回転しながら「右足の爪先が前方に進んでいく」ことになります。

カラダの回転が伴うので、実質的に「右足が、左足の前に着地する」というか、「右足が、1本の曲線レールの上を滑りながら、静かに進んでいく」という感覚になります。


この動きの面白さは、右足の動きが止まった後、「上半身が加速」して進み始めることです。
肘を固定することで、腕の動きが、「てのひら」に集約されてますので、「てのひらの折り曲げ具合」を変化させれば、上半身は、回転を伴いながら(これ、重要)勢いよく前方に進み始めます。

【4】弱肉強食? サバイバル? どちらかが死滅する?

社交ダンスはペアダンス。男女がペアになって踊ります。
もし、違うタイプの男女が、同時に肩を右に回転させたら、どうなるでしょうか?

「腰が反発するタイプ」と「肩と腰が同時に回転するタイプ」の組み合わせを考えてみましょう。
前進・後退を伴いながら、お互いが肩(棒)を右に回転させたとします。


「なにが、目指すべき理想の動きなのか?」という定義を定めずに、
 「2つのタイプが存在する」という事実を伏せたまま、
  「仲良しグループ」的な集団を形成すれば、どうなるか?

おそらくは、どちらかグループが集団全体を支配し、もう片方のグループは集団から消えて行きます。
腰の反発力の強いグループが勝ち残り、腰を使わないグループは負けるような気がします。

これを「社交」と呼んで良いかどうかは別として、「集団ごとに、踊り方が統一されていく」可能性が高いのが、社交ダンスの特徴だとも言えます。


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