Ballroom Fitness みらい

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§ 背骨を中心にする? 左の肘を支点にする?
30:カンガルーの動きと、ねこの動き
作成日:2017/12/21
更新日:2017/12/21

【1】さぁ、はじめましょう!

今回のカテゴリーは「analyzer」ということで、「社交ダンスのカラダの動き」を通じて、「人間のカラダの動き」について検証していきます。

社交ダンスでは、「腕を持ち上げて、肘を固定する」という独自のルールによって、「誰もが同じ動きになる」と思いきや・・・
全く異なる2つのカラダの動きを作り出すことが可能になります。

これにより、「両腕を自由自在に動かしている」時には見えなかったものが、「腕を持ち上げて、肘を固定する」ことで見えてくる・・・かもしれない。

【2】「カンガルー」と「ねこ」の違いって何?

いきなりですが、動物の話。カンガルー(またはウサギ)と、猫(ねこ)との比較です。
かなり強引ですが、これを「社交ダンスの動き」に関連づけてみます。

カンガルーは、足首を使って、地面を蹴って飛び跳ねて進んでいきます。
猫(ねこ)は、左右の前肢に、交互に体重を掛けながら進んでいきます。

この違いを、「腕を持ち上げて、肘を固定する」社交ダンスの動きに関連づけるとどうなるか?

【3】「カンガルー・タイプ」の社交ダンス


学校の体育の授業の中に、「ウサギ跳び」というのがあります。
膝と足首の屈伸を利用して、カラダを前方に進めていきます。
その一連の動きの中には、「鳩尾(みぞおち)を持ち上げながら、前方に突き出していく」動作があるはずです。

これを社交ダンスに応用すると、どうなるか?


「ウサギ跳び」は両足の膝と足首を同時に屈曲させますが、社交ダンスは左右の足を片方づつ交互に動かします。

そこで、どうするか?
膝と足首を伸ばしていくタイミングで、肩を回転させて、鳩尾(みぞおち)の向きを左右に変えながら、片方の膝を持ち上げます。

膝を持ち上げれば、膝は高く上がります。
それと同時に、「支え足の膝と足首の屈伸動作」が、最大化され、カラダが前方に進んでいきます。

つまり、片方の膝を持ち上げることで、ウサギ跳びの動き(の応用)が、社交ダンスの動きに変わります。

【4】「ねこ・タイプ」の社交ダンス


ねこは4本足で歩きます。カラダの重心は後肢ではなく、前肢の上にあります。
前肢の肉球に体重を掛けて(肉球を押しつぶして)やると、のこり3本の前肢・後肢が、動きだします(4本の肢の筋肉が連動)

人間も4本足歩行から進化しているので、4本の肢(手と足)の筋肉は連動して動かすことができるはずです。


実際に「左手のてのひら」の折り曲げ具合を変化させて、てのひらに圧力を掛け(誰かにてのひらを押してもらってもいい)、てのひらの圧力の方向を変えてやると、カラダ全体が回転します。

てのひら向きを変えながら(背中の向きも変わる)、片方の足(後ろ足)を前方に出していけば、足はどんどん遠くに伸びていきます。

てのひらに圧力を掛けと、足首に、ほとんど力が入らなくなります。
興味深い点として、膝を持ち上げようとても、膝はほとんど上がりません(爪先が前方に進んでいく)。

【5】どちらも、社交ダンスのルールに適合しているゾ!

「カンガルー・タイプ」は、「膝と足首の屈伸力」を使ってカラダを運んでいきます。
「ねこ・タイプ」は、「膝と足首の屈伸力」が、ほとんど使えなくなってしまいます。

カラダの動きは、正反対(排他的)なのですが、
 「社交ダンスでは、腕を持ち上げて、肘を固定する」
という条件は、どちらも、完全にクリアーしています。

あとは、どっちを選ぶか?
「両方の動きを取得して、自分が良いと思うほうを極めていく」のがベストだと思います。


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