【§2-00】
シューズが変わると
フットワークも変わる?
【§2-01】
「前方」に進む
 フットワーク
【§2-02】
「後方」に進む
 フットワーク
【§2-03】
「左右」に進む
 フットワーク
【§2-04】
「開脚」動作と
 回転動作
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作成日:2013/10/08、最終改訂日:2013/11/15

2-04:「開脚」動作と回転動作

社交ダンス(スタンダード種目)では、ボディの回転動作(右回転、左回転)を、頻繁に繰り返します。
ボディの右回転、左回転には、足(脚)の内旋動作・外旋動作が、少なからず影響しているはず。

さて、「足(脚)の外旋」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、バレエの「開脚」だろうと思われます。
なんで、バレエをやってる人は、180度とか、そんなすごい角度の開脚できるんだ!!

180度の開脚は、どうやったら出来るのか?
「子供の頃からの厳しい練習の賜(たまもの)」なのか?
う〜ん、どうなんだろう!

ところで、トォシューズを履いたバレリーナが、トォで立っているとき
  内踝(うちくるぶし)を最大限に持ち上げて、足の甲に体重を掛けている
と思いますか? それとも
  足の甲を最大限に前に出して、膝の内側から、内踝に体重を掛けている
と思いますか?

正しい答えは・・・・・わかりません!!! 答えはバレエをやっている人に聞いてください。


社交ダンスには、「ライズ(Rise)」というのがあります。
踵(ヒール)を地面から浮かせて、姿勢を高くします。

では、この「ライズ」で姿勢を高くするのは、
  内踝(うちくるぶし)を最大限に持ち上げて、足の甲に体重を掛けている
と思いますか? それとも
  足の甲を最大限に前に出して、膝の内側から、内踝に体重を掛けている
と思いますか?

実際、どちらでも「ライズ」は出来ます。
正しいと思った方を、ひたすら練習すればよいのです。

両者の違いは、言葉では説明しにくく、外見上も、非常に分かりづらいです。
でも、「棒を持った開脚」をやってみると、その違いが、体感できます。


■ 「伸展系動作」での開脚動作 (大きな開脚が出来ないパターン)



難しいことを考えずに、開脚をやってみようとしても、なかなかうまくいきません。
いたずらに、両足を同時に開いてみても、せいぜい開く角度は、120度くらい。

「そうだ! バレエといえば、トォシューズ!」
内踝(うちくぶるし)を持ち上げて、爪先ツンツン立ちで、開脚やってみよう。
やっぱりダメ。 開脚、できない。

「あっ! 棒だ! バレエと言えばバーレッスン。
 バレエの教室の壁には、掴まる棒がある」
バーレッスンのよいうに、棒を持って開脚すれば、180度の開脚も夢じゃ無い???
どうでしょうか?


内踝(うちくるぶし)を持ち上げて、踵を高く持ち上げると、体重は「足の甲」に掛かります。

内踝を持ち上げた場合、左手に持った棒を背中に置くと、ボディは安定する〔開-21〕
そして、開脚しやすくなる〔開-22〕

両足の踵を地面に付けた場合、左手に棒を持ち、棒を背中に廻すと、開脚しやすくなる〔開-24〕。
いずれの場合も、ボディは安定するけれど、、大きな開脚角度は期待できない。


■ 「屈曲系動作」での開脚動作 (大きな開脚が出来るパターン)





左手に持った棒を、ボディの前に置く。



■微妙な変化で、内踝の扱いは変わる・ 体重の位置も変わる










《  社交ダンスでの「棒を使ったレクチャー」  》


 社交ダンスの雑誌や、参考書などで、棒を使った(トッププロの)レクチャーが、たくさん紹介されています。

 この手のレクチャーを試す場合、その先生の動作が「伸展系動作」を基本にしているのか、「屈曲系動作」をきほんにしているのか、チェックしてみましょう。

レクチャーやっている講師の「棒の位置」によって、内踝が持ち上がったり、押し下げられたりします。

「伸展系動作」の場合は、開脚角度は少なくなり、積極的に「へそ」を左右に回転させることで、ボディの回転運動を生み出します。

「屈曲系動作」の場合は、開脚角度は大きくなるので、極力「へそ」を回転させずに、内踝を押し下げる力を最大化させることで、ボディの回転運動を生み出します。


「ボディの回転動作」に関する発想が、まったく正反対になるので、この手のレクチャーは、教える側よりも、受ける側の高い判断力が必要になってきます。



【§2-03】
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【§2-04】
「開脚」動作と
 回転動作
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