【§2-00】
シューズが変わると
フットワークも変わる?
【§2-01】
「前方」に進む
 フットワーク
【§2-02】
「後方」に進む
 フットワーク
【§2-03】
「左右」に進む
 フットワーク
【§2-04】
「開脚」動作と
 回転動作
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作成日:2013/10/08、最終改訂日:2013/10/09

2-00:シューズ(履き物)が変わると、フットワークも変わる??

 社交ダンスは、暗くて狭い場所で男女が抱き合って踊る「高齢者向けの風俗」だと思われるケースが多いようです。 でも、それは誤解です。

 社交ダンス(Ballroom Dance)、特にスタンダード種目(ワルツやタンゴなどの種目)は、「非常に奥の深く、興味をそそる 基礎」の上に成り立っています。
ある意味、社交ダンスは、ある意味「世界で一番、凄いスポーツ」だと言えます!!

最近、スポーツ界では「屈曲系動作」と「伸展性動作」の違いが、話題になっています。
この違いが、確実に・明確に体験できるのが、社交ダンス(スタンダード種目)の特徴と言えます。

社交ダンス(特に、スタンダード種目)は、「屈曲系動作」と「伸展性動作」、どちらのフットワークでも、「全く違和感なく踊れてしまう」ところが、凄いところです。

「屈曲系動作」と「伸展性動作」では、ボディの使い方は、まるっきり違います。(正反対)
だけど、どっちも外見上は、ほとんど同じに見える。
これこそが、社交ダンス(スタンダード種目)の最大の特徴だといえます。

社交ダンスは男女がペアで踊るので、ボディの使い方が違えば、相手は違いを認識できるというのも、社交ダンスならではの特徴ですね。


■ 2つの「履き物」を比べてみましょう!



この部分は、準備中 です


■ 伸展系動作を使った、社交ダンスのフットワーク



社交ダンス(スタンダード種目)での「伸展系フットワーク」は、

足の裏のウエイトを、踵から爪先(または、爪先から踵)へと、大きく変化させることによって
ボディを、前方または後方に進めましょう!


という考え方に基づいているようです。

「支え足の足の甲」に体重を掛けて、足首を深く曲げれば、ボディは支え足の真上に来ます。
その後、「支え足の内踝を高く持ち上げる」ことで、ボディを前方へと送り出していきます。


このフットワークのイメージを、わかりやすく説明してるのが、「眠っている筋肉の潜在能力を引き出す ダンス上達のための身体作り講座/坂梨友春著」だろうと思います。

半丸のスタンプ台の上に「支え足」を乗せてやれば、足の甲に体重を掛けたところで、カラダが垂直になります。 結果的に、足の甲の真上に立つ(足の甲の真上にボディを置く)ことが出来ます。、
そして、支え足と反対の足(「動く足」)は、支え足の真横にすり寄ってきます。

その後、支え足の母趾球で地面を押してやれば、ボディは前方へ送り出されます。
実際には、「支え足の足の甲」に体重を掛けて、「支え足の足の足の甲」で地面を押していることになります。

この動きは、日本の社交ダンス(スタンダード種目)での高等テクニックとして、(日本の)チャンピオンクラスの先生方を含めて、ほとんどのプロの先生が、積極的に推進している方法です。


■ 屈曲系動作を使った、社交ダンスのフットワーク



社交ダンス(スタンダード種目)での「屈曲系フットワーク」は、

両足が揃っていない(両足が開いている)時に、支え足の内踝(うちくるぶし)に体重を掛けてやると(=支え足の内踝で強く地面を踏みつけてやると)、支え足と反対の足(動く足)が「地面を這うように大きく移動する」。

動く足が地面を這うように移動すれば、それに伴ってボディも動くので、結果的に、ボディが支え足の上を乗り越えて、(前方又は後方へ)進んで行く。

という考え方になります。


支え足と反対の足(動く足)を、めいっぱい大きく、かつスムーズに動かすためには、「支え足の内踝で地面を押さえ込む力(内踝を押し下げる力)」を最大化すればよい。

「支え足の内踝で地面を押さえ込む力」を最大化するは、「足の甲」を伸ばしてながら前方に押し出して、支え足の踵(ヒール)をほんの少し浮かせます。
足の甲を伸ばす力で、踵を浮かせた状態で、内踝におもいっきり体重を掛けてやります。

興味深いのは、「踵を浮かせて、内踝に体重を掛け、内踝で地面を踏み込む」のであれば、
  (動く足を移動させる際には)、靴(シューズ)の踵(ヒール)なんて、あっても無くても同じだ!
ということになります。

なので、社交ダンスの「屈曲系動作」のフットワークは、
  「裸足で、支え足の踵を浮かして、支え足の内踝で地面を踏み込む」
のと、同じ動作になります。


■ 「靴文化」と「草履文化」は、間違い!

 動きの違いは、シューズ(履き物)ではなく、伸展系と屈曲系の違いから生まれる。


これは、「錯覚のスポーツ身体学/木寺英史著」に載っていた写真です。
「ハイヒールを履いた人の写真」と「裸足の人の写真」が載っているので、両者を並べてみました。

両方の写真を並べてみると、ハイヒールを履いたモデルさんと、二刀流の宮本武蔵は、明らかにボディの動きが違うように見えます。 履き物が違うと、動きが違うように、見えてしまいます。

だけど、根本的に違うのは、内踝を持ち上げるか、内踝で地面を踏むかの違い。

モデルさんは、内踝を持ち上げて、ボディをローリングさせた後、内踝でしっかり地面を踏んいる。
宮本武蔵は、内踝を持ち上げて前進すると、ボディ不安定になるので、相手に負けてしまう。

動きの違いは「履き物の違い」でも「文化の違い」でもなく、「伸展系動作(足の甲で地面を踏む)」か「屈曲系動作(内踝で地面を踏む)」かの違いの方が、大きいはずです。



《  誰でも出来る動き方、誰でもできる踊り方  》



 ボディを、前後左右に動かす時に、とても簡単な方法があります。

動かしたい足の太股(ふともも)を持ち上げて、
・動かしたい足の太股を、前に動かせば、ボディは前に動きます。
・動かしたい足の太股を、後ろに動かせば、ボディは後ろに動きます。
・動かしたい足の太股を、左に動かせば、ボディは左に動きます。
・動かしたい足の太股を、右に動かせば、ボディは右に動きます。


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