【§1-00】
「シンデレラ」と
  「前進ウォーク」
 ~社交ダンスの
   基礎って何?
【§1-01】
なぜ「腕を持ち上げた
  姿勢」なの?
 ~腕を持ち上げると
  歩きやすい?
【§1-11】
号令(拍子)に合わせて
 歩いて見よう!
 ~4拍子で4歩のウォーク
【§1-12】
4拍子で3歩!
   (2拍+1拍+1拍)
   動きが激変する!
【§1-13】
レッグ・スウィング
 ~振り子のように
  足を前後に振る動き
【§1-14】
「2拍」の間合いを
  上手に取るには
 ~2拍のあいだに何をする?
【§1-21】
踵(ヒール)を浮かさず
  ウォークすると、
ボディは左にカーブする
【§1-22】
踵(ヒール)を浮かさない
  「2拍+1拍+1拍」
   のウォーク
【§1-23】
「タンゴ」と
「踵を浮かさない
 ウォーク」を比較する
【§1-29】
前進ウォークからの展開
 「社交のタンゴ」の
   ルーツは南米??
【§1-41】
横へのシャッセで
頭の揺れ具合を比較する
   頭を揺らす?
    揺らさない?
【§1-42】
横へのシャッセと
 「前進ウォーク」の
   組み合わせ
Ballroom Fitnessみらい
トップページに戻る
↑このページの先頭へ
↑このページの先頭へ
【§1-00】
「シンデレラ」と
  「前進ウォーク」
 ~社交ダンスの
   基礎って何?
【§1-01】
なぜ「腕を持ち上げた
  姿勢」なの?
 ~腕を持ち上げると
  歩きやすい?
【§1-11】
号令(拍子)に合わせて
 歩いて見よう!
 ~4拍子で4歩のウォーク
【§1-12】
4拍子で3歩!
   (2拍+1拍+1拍)
   動きが激変する!
【§1-13】
レッグ・スウィング
 ~振り子のように
  足を前後に振る動き
【§1-14】
「2拍」の間合いを
  上手に取るには
 ~2拍のあいだに何をする?
【§1-21】
踵(ヒール)を浮かさず
  ウォークすると、
ボディは左にカーブする
【§1-22】
踵(ヒール)を浮かさない
  「2拍+1拍+1拍」
   のウォーク
【§1-23】
「タンゴ」と
「踵を浮かさない
 ウォーク」を比較する
【§1-29】
前進ウォークからの展開
 「社交のタンゴ」の
   ルーツは南米??
【§1-41】
横へのシャッセで
頭の揺れ具合を比較する
   頭を揺らす?
    揺らさない?
【§1-42】
横へのシャッセと
 「前進ウォーク」の
   組み合わせ
Ballroom Fitnessみらい
トップページに戻る
↑このページの先頭へ
  
作成日:2013/08/16、最終改訂日:2013/11/20

1-14:「2拍」の間合いを上手に取るには 〜2拍のあいだに何をする?

号令に合わせて、一歩一歩等間隔で、足を出してくと、左右の肩や腕は、一歩ずつ交互に動きます。

ところが、1小節(4拍)で3歩の、「2拍+1拍+1拍」のパターンにすると、肩の動きの前後の
動きを止めることができます。


前々回、説明したように、「2拍+1拍+1拍」のパターンで歩くと、
肩と腕の前後の動きは、「一歩ずつ」ではなく、「3歩づつ」になります。

  左腕(肩)  左 足 号令 右 足  右腕(肩)  タイミング
  後ろ→前 支え足(踵→爪先) 補助足 動く足(後ろ→前) 前→後ろ 1拍(速い時)
  後ろ→前 動く足(後ろ→前) 1〜2 支え足(踵→爪先) 前→後ろ 2拍(遅い時)
  後ろ→前 支え足(踵→爪先) 動く足(後ろ→前) 前→後ろ 1拍(速い時)
  前→後ろ 動く足(後ろ→前) 支え足(踵→爪先) 後ろ→前 1拍(速い時)
  前→後ろ 支え足(踵→爪先) 5〜6 動く足(後ろ→前) 後ろ→前 2拍(遅い時)
  前→後ろ 動く足(後ろ→前) 7  支え足(踵→爪先) 後ろ→前 1拍(速い時)
  後ろ→前 支え足(踵→爪先) 動く足(後ろ→前) 前→後ろ 1拍(速い時)
  後ろ→前 動く足(後ろ→前) 1〜2 支え足(踵→爪先) 前→後ろ 2拍(遅い時)

これは、
  「一歩一歩、腕を前後に振る必要がない」
ということであり
  「両肘を鳩尾(みぞおち)の高さまで持ち上げて、時事を固定した方が歩きやすい」
ということになります。

ここで問題になってくるのは、
 どうすれば、「2拍で1歩」と「1拍で1歩」の切り替えをスムーズに行うことができるのか?
 どうすれば、「2拍で1歩」と「1拍で1歩」の「間合い」を、どうやって取ればいいのか?
ということになってきます。

・2拍で1歩の時は、足を大きく開き、1拍で1歩の時は、歩幅を小さくすれば良いのか?」
・2拍で1歩の時は、へそとか骨盤の向きを、意識的に斜めに向けてやればいいのか?
・地面を踏み込むときの、膝を曲げる角度をふかくすればいいのか?
・踵(ヒール)着地」と「爪先着地(踵を地面から浮かして着地)」を巧みに使い分けるのか?

最初のうちは、上手に「2拍で1歩」のタイミングが取れずに、「アタマから前に突っ込んでいく」ような歩き方になりやすいのですが、試行錯誤しながら、答えを見つけていくうちに、上手に「2拍で1歩」が取れるようになると思います。


■号令【1】〜【2】における、2拍で1歩の時の支え足(右足)の使い方は?

実際に、やってみるとわかりますが、「2拍で1歩」のときは、「支え足の足の裏の使い方」が非常に重要になってきます。
上手に、足の裏を使えるようになれば、上手に「2拍で1歩」で進めます。
「1拍で1歩」の時は、気にする必要すらなかったのですが、支え足に体重が乗っている時間が2倍になる「2拍で1歩」の場合は、正確な「足の裏の使い方」が要求されます。
(だからこそ、まっすぐに歩くことが、エクササイズになる)

号令【1】〜【2】の2拍における「支え足」は、「右足」になります。

ここで、興味深いのは、「足の裏の使い方」(実際には、内踝の使い方)が2種類あって、どちらでも「2拍で1歩」に対応できます。 これこそが、面白い点というか、興味深いところです。


一つ目の方法は、「支え足の足の裏全体で、地面を踏み込んでから、踵を持ち上げていく方法」
もう一つの方法は、「支え足の踵を少し持ち上げておいて、内踝に均等な体重を掛け続ける方法」

人によって、得意・不得意があるので、両方やってみれば、その人の「好み」がわかります。
詳しく説明していきましょう。




号令【1】の終わりから【2】の初めくらいで、「足の裏全体」に体重を掛けます。
「足の裏全体」に体重を掛けると、ボディは、「支え足の真上」に移動します。


体重の掛け方は、【前-22】の中間バランスでは、踵の先っぽが、地面にタッチした状態。
そこから、強く地面を踏み込みますので、右足に強く体重が掛かります。
左足は後ろに残ってます。左足の位置を想像してください。
ボディが、右足の真上に来る【前-23】で、左足が右足に寄ってきます。

上手に「2拍で1歩」を取るためには、【前-22】で「へそ」が「左斜め前」を向くようにして、右足着地。
徐々に「へその向きを右へと変える意識」を持つと良いです。
【前-23】では「へそは、20度くらい右」、左足が前に出たところで「へそは、45度右」あたりです。

ボディよりも速い速度で、左腕・左腰を前に出していけば、ボディはゆっくり、支え足(右足)の上を進んで行きます。

右足でしっかり地面を踏んでいるため、左骨盤も前傾します。
従って、右足の足の裏全体で地面を踏み込み、左足の踵は浮いている状態 になります。


この歩き方を、より確実にするエクササイズが、「買い物かごを右手に持つ」方法です。
【足裏-91】・【足裏-92】のように、右手の前腕に買い物かごを掛けて、歩きます。

右足に体重を掛けたときも、左足に体重を掛けたときも、「左の骨盤が前傾」しようとします。
結果、「一歩一歩、力強く、地面を踏みしめながら歩く」感覚が得られます。


この姿勢(ホールド)で歩いたときも、左の骨盤が、どんどん前傾していきます。
左の骨盤がどんどん前傾していくと、「おへそ」は、右に向こうとします。
「おへそ」が右に向こうとしたら、左腕をどんどん、前方に出していきます。
それを上手に利用すれば、ボディをどんどん、前方に進めていくことができます。




こちらは、内踝(うちくるぶし)に、一定の体重を掛けておこう・・・という歩き方です。

右足が着地したら、「靴の踵」に掛かる体重を最小にします。
(裸足の時は、踵を少し浮かせる、靴の時は踵で軽く地面を押さえる感じ)
そして、膝の内側から、内踝(うちくるぶし)に向かって、体重を掛けてやります。
この体重の掛け加減によって、ボディは前方に進み、左足は、地面を進むように動いていきます。


支え足(右足)の膝の内側から、内踝に向かって体重を掛けるには、(骨盤全体では無く)左骨盤を後ろに倒してやればいいです。つまり「左骨盤を後傾」させます。

そうすると、左足は地面の上を滑る(這う)ように、前方へと動いていきます。
【左骨盤を後傾」させておくと、左足の踵は、浮かないはずです。
「左足の靴の踵」で、床を斜めに叩いて、「靴の踵」を靴音を出して見てください。
簡単にできます。

「おへそ」は、「常に正面を向いたまま」になるように、意識します。


この歩き方を、より確実にするエクササイズが、「買い物かごを左手に持つ」方法です。
【足裏-81】・【足裏-82】のように、左手の前腕に買い物かごを掛けて、歩きます。

右足に体重を掛けたときも、左足に体重を掛けたときも、「左の骨盤が後傾」しようとします。
(それに反発するようにして、「右の骨盤が前傾」する)
結果、「片方の足に強い負担を掛けずに、滑りやすく、薄い氷の上を、ふらつかずに歩く」感覚が得られます。


この姿勢(ホールド)で歩いたときも、左の骨盤が、どんどん「後傾」していきます。
左の骨盤がどんどん後傾していくと、その反発で右の骨盤は、前傾しようとします。
「おへそ」の向きは変わりません。
膝の内側から、内踝に、上手に体重を掛け続ければ、ボディをどんどん、前方に進んでいきます。


《  号令【5】〜【6】の足の裏と、【7】の着地に注目!  》


 右足が支え足となる号令【1】〜【2】の後続、号令【3】は、どちらの方法でも「左足は、踵(ヒール)を浮かして、爪先(母趾球)からの着地」になります。

実際に、やってみると、そうなるはずですし、号令【1】〜【4】に該当する「フェザー・ステップ fether step」でも、左足のフットワークは「T」、つまり踵(ヒール)を浮かす扱いになっています。

でも、左足が支え足となる、号令【5】〜【6】では、歩き方によって、動きが変わってきます。
号令【7】で、踵(ヒール)から着地する人と、踵(ヒール)を浮かして着地する人が出てくるはずです。

「買い物かご」を、左右の前腕に引っかけて、両方やってみるとわかります。
買い物かごを左腕に引っかけると、号令【7】は踵(ヒール)着地になります。
買い物かごを右腕に引っかけると、号令【7】は爪先(トォ)着地になります。

【§1-13】
レッグ・スウィング
 ~振り子のように
  足を前後に振る動き
【§1-14】
「2拍」の間合いを
  上手に取るには
 ~2拍のあいだに何をする?
【§1-21】
踵(ヒール)を浮かさず
  ウォークすると、
ボディは左にカーブする
  ↑このページ
の先頭へ

トップページ
に戻る
 管理人へのメールみらくるダンス.comみらくる・らぼ