【§2-00】
「土踏まず」を
  上手に使って、
  カラダを動かすには....

【§2-01】
ベタ踏み厳禁!
  腕を使って
   「土踏まず」を
   吊り上げる。

【§2-02】
「V字型の開脚」で、
 踵(ヒール)を床から
  浮かしてみよう!

【§2-03】
外踝に体重を
  掛けながら、
   「土踏まず」を
   吊り上げる。

【§2-04】
左腕を使って、
 外踝に体重を掛ける
 (外踝で床を踏み込む)

【§2-05】
〔究極の奥義〕
 左手の親指は、
 「鼻の頭」に向けておく

【§2-06】
「土踏まず」を
 吊り上げるときに使う、
    左腕の筋肉は?

【§2-07】
「土踏まず」を
  吊り上げ、
 足首の踏み込み位置を
   変えていく

【§2-08】
【中締め】
  骨盤の動きは、
   腕の動きと
    関連があるの?

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【§2-00】
「土踏まず」を
  上手に使って、
  カラダを動かすには....

【§2-01】
ベタ踏み厳禁!
  腕を使って
   「土踏まず」を
   吊り上げる。

【§2-02】
「V字型の開脚」で、
 踵(ヒール)を床から
  浮かしてみよう!

【§2-03】
外踝に体重を
  掛けながら、
   「土踏まず」を
   吊り上げる。

【§2-04】
左腕を使って、
 外踝に体重を掛ける
 (外踝で床を踏み込む)

【§2-05】
〔究極の奥義〕
 左手の親指は、
 「鼻の頭」に向けておく

【§2-06】
「土踏まず」を
 吊り上げるときに使う、
    左腕の筋肉は?

【§2-07】
「土踏まず」を
  吊り上げ、
 足首の踏み込み位置を
   変えていく

【§2-08】
【中締め】
  骨盤の動きは、
   腕の動きと
    関連があるの?

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作成日:2016/05/31、最終改訂日:2016/07/08

2-01:ベタ踏み厳禁、腕を使って「土踏まず」を吊り上げる。

社交ダンス(スタンダード種目)を踊るとき、胴体(ボディ)の筋肉をカチンカチンに緊張させておけば、姿勢を崩さずに踊ることができます。

でも、それとは逆に、胴体(ボディ)をリラックスさせて、胴体(ボディ)の筋肉を使わないようにして、社交ダンスを踊ることできます。
それって、インナー・マッスル(深層筋)!? そんな難しいことは、さっぱりわかりません。
表層筋ならともかく、複雑な深層筋の筋肉の動きを、的確に説明できる人なんて、「この世」にいるとは思えません。ぉぃぉぃ

今回は、「できるかな?」シリーズということで、ともかく、カラダを動かしてみましょう。


■ 足を大きくV字型に開いて、踵(ヒール)を浮かしてみよう!


やりたいことは、両足の踵(ヒール)をくっつけて、
  両足をV字型(普段より開脚、出来るだけ開脚)に開いて

  踵(ヒール)を出来るだけ高く浮かせる
たった、これだけです。 これだけのことが出来ればOKです。

両足の親指同士を揃えたとき(いわゆる内股)は、足首の屈曲だけで、誰でも簡単に踵(ヒール)を浮かせることが出来ます。
普段の立ち方でも、足首の屈曲だけで、踵(ヒール)を床から浮かすことは出来ると思います。

でも、両足をV字型に(出来るだけ大きく)開いた開脚姿勢では、それが難しくなってきます。
  「足首の屈曲」では踵が浮き上がらないけれど、「腕を使う」と簡単に踵が浮き上がる。
という現象が起きます。

【昇-01】→【昇-04】は、踵(ヒール)を浮かせる動きと、腕の動き、掌(てのひら)を降ろしていく動きとを連動させています。


社交ダンスの左腕のホールドは、「左上腕を外旋」させても、「左上腕を内旋」させても、作ることができます。(どちらにするかで、カラダの動きは、大きく変わってきます)

【昇-04】で、[土踏まずを吊り上げられた状態」から、左腕を持ち上げた【昇-09】のホールドは、「左上腕を内旋」(左上腕を手前側に回転)させたホールドになります。

【昇-04】→【昇-09】で、手首と前腕を持ち上げたとき、上腕は回転しようとせず、前腕に引っ張られて「渋々上腕が回転する」格好になりますので、結果的には「腕を持ち上げて、左前腕を内旋させたときと同じ筋肉の使い方」になります。


【進-80】【昇-09】のように、左腕を使って「土踏まずを吊り上げた」姿勢から、片方の足の外踝(そとくるぶし)に体重を掛けて、外踝(そとくるぶし)で床を踏み込むと、【進-82】または【進-83】のように、反対の足が前方に進んでいきます。

このとき、V字型に開いた足の方向が変わり、両足が平行になります。

左腕で「土踏まずを吊り上げた状態」を維持しながら、両足の外踝に体重を掛けると、【進-85】のように、踵(ヒール)が床について、両足の向きが揃います。
このときの状態は、「足の裏の踵の部分」で床を踏んでいるのでは無く、「土踏まずを吊り上げる力」と「足首の外踝(そとくるぶし)の部分で床を踏み込む力」の両方が掛かっている状態です。


■ 「社交ダンスのホールド」で、踵(ヒール)を浮かしてみよう

今度は、社交ダンスのホールドの位置で、(左腕を使って)踵(ヒール)を浮かしてみましょう。

社交ダンスの左右の腕のホールドの位置は
  「ほんの僅かな、筋肉の変化で、土踏まずを吊り上げることが出来る」
位置にあります。


【昇-11】→【昇-12】
左手の親指を「鼻の頭」の方向に向けると、ほんの少し、左手の掌(てのひら)を動かすだけで、土踏まずが吊り上げられて、踵(ヒール)が浮き上がります。 足を大きく「V字型」にして、踵(ヒール)が浮き上がればOK。

【昇-15】→【昇-16】
右足を少し下げた、タンゴの足の位置。 左足の踵(ヒール)と、右足の踵(ヒール)は、ズレています。
この足の位置では、左腕を水平に降ろしたあたりで、土踏まずが吊り上げられて、踵が浮き上がろうとします。

【昇-19】は、女性のホールドを想定しています。この位置でも、左腕で、土踏まずを吊り上げることが出来ます。



次は、右腕を使って、土踏まずを吊上げて、踵(ヒール)を浮かせてみましょう。
「できるかな?」
左腕に比べて、右腕で踵を浮かせるのは、「難しい」と思います。
両足を揃えた時には、踵が浮いたとしても、足をV字型に開脚させると、踵(ヒール)は浮かなくなります。

わずかな掌(てのひら)の動きで、土踏まずを高く吊り上げられるポイントは、【昇-19】の導線上に限られているようですが、社交ダンスのホールドの男性の右腕、女性の右腕は、ともに、この導線上に存在します。

■ 外国人のレクチャーはどうなっている?

外国人のレクチャーにも、
  「腕を下に降ろす動きに連動して、踵(ヒール)が浮き上がる」
というのがあります。
こういうレクチャーをやっているということは、「なんらかの重要な意味合い」があるはずです。

右側面しか見えないので、左腕は見せませんが、左右の腕を同時に動かしているようです。
【3】から【4】に掛けて、踵(ヒール)が床から離れ、【6】あたりが、最大の高さになっています。

この外国人がどんな腕の使い方をしているのか、わかりませんが、真似してみると、面白いです。



■ なにをやっても、踵(ヒール)が浮き上がらない、「NGパターン」を試して見る


同じようなことをやっても、指先の向きを変えると、カラダの動きが変わってくる。
これを体感してみましょう。

4本の指を「正面」に向けて、親指を向かい合わせにして、掌(てのひら)の上下運動をすると、単なる「膝と足首と屈伸運動」みたいな感じになってきます。
あるいは、棒につかまって、胴体(ボディ)を上下に動かすような感じ。

両足を揃え、両足の親指同士をくっつけて立った時には、簡単に、踵(ヒール)を上げ下ろしが出来ます。
でも、足をV字型に開脚させると、踵(ヒール)は浮き上がらなくなります。

また、このイメージで社交ダンスのホールドを作ると、【昇-106】や【昇-107】のような姿勢になりやすいように思います。



こちららは、膝と足首の屈伸を上手に利用した、手足が完全に連動する動き。
腕を上げれば、膝と足首が伸びる。 腕を降ろせば、膝と足首が曲がる。

【昇-111】のように、左腕を水平に真横に伸ばした姿勢から、社交ダンスのホールドを作れば、腕(肘)を上下させるのに連動して、膝と足首が伸びたり縮んだりするはずです。
この方法であれば、自然と両足の向きが同じ方向を向いて、「普段よりも内股」な立ち方になるかと思います。


《  単  》






【§2-00】
「土踏まず」を
  上手に使って、
  カラダを動かすには....

【§2-01】
ベタ踏み厳禁!
  腕を使って
   「土踏まず」を
   吊り上げる。

【§2-02】
「V字型の開脚」で、
 踵(ヒール)を床から
  浮かしてみよう!

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