【§1-00】
社交ダンスはなぜ
  「腕を持ち上げて、
   肘を固定して
    踊る」のか?

【§1-01】
「割り箸」と
 「フォーク」、
  根底にある
  「大きな違い」は何か?

【§1-02】
「右手に割り箸」は
   ダンスの王道!?
フォークを持つと
   踊れない?

【§1-03】
「左手にフォーク」が
   ダメなのは、
 「基礎」が違って
    いるからだ!

【§1-04】
絶体絶命!
「左手にフォーク」
   を持つと、
 スウェイが掛からない!

【§1-05】
崩れないホールド、
 腕が落ちないホールド

Ballroom Fitnessみらい
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【§1-00】
社交ダンスはなぜ
  「腕を持ち上げて、
   肘を固定して
    踊る」のか?

【§1-01】
「割り箸」と
 「フォーク」、
  根底にある
  「大きな違い」は何か?

【§1-02】
「右手に割り箸」は
   ダンスの王道!?
フォークを持つと
   踊れない?

【§1-03】
「左手にフォーク」が
   ダメなのは、
 「基礎」が違って
    いるからだ!

【§1-04】
絶体絶命!
「左手にフォーク」
   を持つと、
 スウェイが掛からない!

【§1-05】
崩れないホールド、
 腕が落ちないホールド

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作成日:2016/05/29、最終改訂日:2016/07/03

1-01:「割り箸」と「フォーク」、根底にある「大きな違い」は何か?

社交ダンス(スタンダード種目)は、「両腕を持ち上げて、両肘を固定して踊る」
それは、なぜか?

「腕を持ち上げて、肘を固定して、キープする」ことに、どんなメリットがあるのだろうか?
これを考える上で、是非ともやっておきたい「実験」があります。



【食-01】は、「社交ダンスの男子のホールド」。
【食-04】は、西洋人を想定した「ナイフ と フォーク」
【食-104】は、日本人を想定した「割り箸 と どんぶり」
3つとも、同じ高さに、腕を持ち上げてます。
両肘の高さを「ほとんど同じ」にしています。


3つの姿勢から、同じように、左足を持ち上げて、左足を前に出したとき
3つとも同じ動きになるのか???
同じには、なりません!!! 想像以上に、まるっきり違ったフットワークになってきます。

ワルツやフローフォックストロットの「基本ステップ」で、シャドーしてみれば、違いがわかります。

・ナチュラルスピンターン~リバースターン~ウイスク~シャッセ~オープンインピタスターン
・フェザーステップ~リバースターン(フェザーフィニッシュを含む)~スリーステップ


腕が動かないように腕を固定しようとすると、腕の腕の筋肉は「腕を固定する方向」に動きます。

それよりも、「左手のフォーク」や「右手の割り箸」を持った姿勢で、両腕のバランスを取った方が、胴体(ボディ)は安定すると思います。


■ 腕と高さが同じでも、普段使っている「食器」が違えば、フットワークが変わってくる
  

畳の上で、裸足で出来る、簡単な実験を2つほど、紹介します。

踵(ヒール)を床から1~2cm浮かして歩く。
踵(ヒール)を床につけないで、左右の足を交互に前に出していく。

踵(ヒール)を床につけてはいけません。 たった、それだけ。


【食-14~15】左手にフォーク(西洋人)、【食-16~17】左手に割り箸(左利き)は、「踵(ヒール)が床から僅かに浮いている状態を保って、歩き続けることが出来ます。

一方【食-18~19】右手に割り箸(一般的な右利きの日本人を想定)を持つと、踵が高く持ち上がり膝が曲がって、「爪先ツンツン歩き」になって、頭(おでこ)が前方に飛び出そうとします。

よく、比較されるのは、
  西洋人は靴文化(足と靴が完全に固定されている履き物)であり、
  日本人は草履文化(鼻緒で足を固定、踵の部分は固定されていない履き物)だから、
  歩き方が違うのだ
ということが言われていますが、この比較結果を見る限り、明らかに「なにかが変」ですね。
草履で歩けるのは「左手にフォーク」「左手に割り箸」であり、歩けないのが「右手に割り箸」だから。



こんどは、「フォーク」もしくは「割り箸」を口元に近づけると、どういう変化が起きるかを確認してみましょう。
「親指同士をV字型に開いた開脚姿勢」と、「親指同士をくっつけた、両足を揃えた姿勢」の両方での違いを確認してみます。

【食-61】→【食-62】では、左手に持ったフォークを口元に近づけると、[土踏まずが吊り上げられる」ことで、踵(ヒール)が床から浮き上がります。
両足をV字型に開脚したときは、「足首の屈伸を使って踵(ヒール)を浮かせる」ことは極めて難しいと思います。なので、「踵が床から浮く」ということは、「左腕を使って、踵を浮かせている」ことになります。
【食-160】のように、右手に割り箸を持つと、踵(ヒール)が床から浮かなくなります。
両足を揃えて「足首の屈伸で踵を浮かせる」ことは出来ますが、「腕を使って踵を浮かせる」ことは出来ません。

【食-161】→【食-162】が、「日本の社交ダンスにおける基本姿勢」だと考えると、わかりやすいです。
両足を揃えておけば、「足首の屈伸が最大化できますので、足首の屈伸で胴体(ボディ)のアップダウンが簡単にできます。
割り箸を口元に近づけると、【食-162】のように膝と足首が曲がり「低い姿勢」で胴体(ボディ)が安定します。この姿勢で胴体(ボディ)を固定しておけば「足と足首の屈曲」を使って、胴体(ボディ)を前後に運んでいくことができます。


次の実験は、こちら。


そして最後は、
  両足を開いたとき、「内股」と「開脚」で、どちらが安定するか?
という実験。

両足を肩幅(よりも広く)開いて立ち
【食-105】【食-05】左右の膝を、真ん中に引き寄せて、足の向きを「内股」にしてみましょう。
【食-106】【食-06】膝と爪先が同じ方向になるように注意しながら、「開脚」してみましょう。

「右手に割り箸」では、「両足の向きを揃えて、膝を引き寄せる」と「安定」し、開脚は「NG」。
「左手に割り箸」だと、開脚は「安定」しますが、両膝を引き寄せた内股は「NG」。
まったく、正反対になります。

これが出来たら、西洋人の「ナイフとフォーク」では、どうなるか?・・・も試してみてください。
基本的に「左手に割り箸」も「左手にフォーク」も、同じ傾向になりますが、「左手にフォーク」では、人差し指が、伸びているのでは、少し状況が変わってきます。
是非、試してみてください。


■ 「食器」が違うと、「腕を持ち上げた時」の「上腕の腕の使い方」が逆になる。

そもそも、日本人の「割り箸 と どんぶり」と、西洋人の「ナイフとフォーク」は、何が違うのか?


結果からいえば・・・
上腕(肩~肘)の使い方、腕に「緊張感」を与えたときの「上腕の回転方向」が違います。

「割り箸 と どんぶり」では、腕に緊張感を与えると、「上腕が外旋(後ろ側に回転)」します。
「ナイフ と フォーク」では、腕に緊張感を与えると、「上腕が内旋(手前側に回転)」します。

足で床を踏み込むと、腕の筋肉も緊張します。
そのときの上腕の回転方向が、「割り箸」と「フォーク」では、逆方向だということです。



食事の際の、「手首」と「指の関節」の動きを、詳しく観察してみると、面白いことがわかります。
割り箸とフォークでは、「指を緊張させたときの手首の回転方向が違う」ということです。

「割り箸」を持つ右手に力が入った(緊張した)ときは、両手ともに「小指側」が口元に近づきます。
「フォーク」を持つ左手に力が入った(緊張した)ときは、両手ともに「親指側」が口元に近づきます。

両足を揃えた姿勢から「左足の膝を持ち上げる」と、下半身の「緊張感」が、腕全体に伝わり、「フォーク」や「割り箸」を持つ手の「緊張感」が変化します。

手首の回転方向が変われば、上腕の回転方向も変わってきます。
結果的に、カラダ全体の動きが変わってくるであろうことは、容易に想像できますね。




初心者の胴体(ボディ)が、激しく前後に「ブレる」のは、何故でしょうか?

「腕を持ち上げて肘を固定する」ことに慣れないうちは、「崩れないホールド」を作ろうとします。
具体的には、「腕全体を石膏で固めたようなイメージ」で、腕全体をを固定させようとします。

左右の足を交互に使って、床を踏み込んで行く際に「腕全体をを固定しよう」とすると、左右の上腕(肩~肘)が内旋(手前側に回転)したり、外旋(後ろ側に回転)したり・・・といった、不規則な動きを、ひたすら繰り返すことになります。

「支え足のボールの上に真っ直ぐ立つ」ことを心がけても、上腕(肩~肘)の内旋と外旋を激しく繰り返せば、胴体(ボディ)が「ブレる」のは、当然です。

では、どうすれば、ぶれずに、安定した姿勢を保つことができるのか?
上腕の回転方向を一定方向(外旋または内旋)に保てばいい。

「上腕を外旋させた状態を保つには、「割り箸 と どんぶり」を持ったときのホールドを作ればいい。
「上腕を内旋させた状態を保つには、「ナイフ と フォーク」を持ったときのホールドを作ればいい。

習っている先生の腕の使い方かを把握した上で、「先生と同じ腕の使い方を練習する」のが最適だと思います。



《  単  》






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【§1-00】
社交ダンスはなぜ
  「腕を持ち上げて、
   肘を固定して
    踊る」のか?

【§1-01】
「割り箸」と
 「フォーク」、
  根底にある
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