【§B-00】

厳しく制限されてきた
  「日本の社交ダンス」
    の踊り方!

【§B-10】

男女がコンタクトを
   とったときの
    「左腕の使い方」

【§B-11】

「床を強く踏み込む」
   ことに、どういう
   メリットがあるのか?

【§B-12】

「出来る動き」と
  「出来ない動き」、
   違いを把握しておく

【§B-13】

「ロアー」は何故、

  「下に降りる」必要
    があるのか?


【§ 】
Ballroom Fitnessみらい
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【§B-00】

厳しく制限されてきた
  「日本の社交ダンス」
    の踊り方!

【§B-10】

男女がコンタクトを
   とったときの
    「左腕の使い方」

【§B-11】

「床を強く踏み込む」
   ことに、どういう
   メリットがあるのか?

【§B-12】

「出来る動き」と
  「出来ない動き」、
   違いを把握しておく

【§B-13】

「ロアー」は何故、

  「下に降りる」必要
    があるのか?


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作成日:2016/06/24、最終改訂日:2016/06/25

B-11:「床を強く踏み込む」ことに、どういうメリットがあるの?

社交ダンスをやっていると、
  「一歩一歩、足の上に、しっかり乗って(ボディを乗せて)踊りなさい!」
  「しっかりと、足で床を踏み込んで、踊りなさい」
みたいな、ことばを耳にしますが、具体的にどういう意味なのでしょうか?

右足の上にカラダがある時には、右足には「自分の体重」を使って、床を踏み込んでいきます。
物理的には、60kgの体重の人は、「60kgで床を踏み込んでいる」ことになります。

でも、体感的には
  「自分の体重以上に、体重計の針を動かすつもりで、足に思い切り力をいれて立ち、
  床が抜けるくらいの力で、床に圧力を掛けて進む」
方法と
  「自分の体重が床に掛からないようにして、薄い氷を割らないような感覚で立ち、
  薄い氷を割らないように、床に圧力をかけないようにして進む」
方法があります。

どちらの感覚を意識すると、大きな踊りが出来るのでしょうか?
どちらが、バランスが取れた、綺麗な踊りができるのでしょうか?

■ 「篠田学先生のレクチャー」からの推測

まず、篠田学先生の「体重の掛け方」、「床の踏み込み方」を確認し、そうする理由を「推測」してみましょう。


「体重が床から浮いてしまわないように」という表現は謎が多いですが、「足が地に着いていない、足が浮いた状態で踊るのはダメですよ」という意味だろうと思います。 これは、当然です。

「足で床をしっかり押し、自分の全体重を床の中にめり込ませるような気持ち」
「自分の体重以上に(体重計の)メーターの針を動かそうとして、足におもいきり力を入れる感覚」
と書いてあります。

なぜ、こんなことをするのでしょうか? これをやると、どんなメリットがあるのでしょうか?

ダンスシューズの靴底には、弾力性はほとんどありません。
なので、「過度の踏み込み」によって、足の裏が痛くなりませんか? 足を痛めたりしませんか?
どうでしょうか?


では、「床を強く踏み込む」理由と、そのメリットについて、推測して見ましょう。

・まずは、【筋-197】をすっ飛ばして、【筋-196】から【筋-198】へのパターン

この場合は、【筋-196】のように、股関節・膝・足首を深く曲げて、「母趾球で床を、めいっぱい強く踏み込む」ことにより、その「反発エネルギー」を最大化することができます。
そこから、【筋-198】のように、「母趾球で床を、めいっぱい強く踏み込む」力を持続させながら、膝と足首を伸ばし、足の甲を伸ばして行けば、「カラダ全体を前方に送り出す」ことが出来ます。

膝を足首の屈曲により、カラダからのエネルギーが、床へ伝わり、それが再び戻ってきます。 「タイムラグのある作用と反作用」の関係だとも言えますし、「床を蹴って進んでいる」とも言えます。

・【筋-196】→【筋-197】→【筋-198】のパターン

こちらは、右足の上にボディを置いた姿勢で、左足を前方に伸ばしてから、ボディを前方に進めて行く方法です。
この場合、「母趾球で強く床を踏み込みながら、左足を前に伸ばして行く」と、ボディが前方に、ぶっ倒れてバランスを崩してしまいます。
それよりも、「薄い氷の上に立っているような感覚」で、「足首で精密なボディのバランス制御」をやりながら、左足を遠くへ伸ばして行った方が、大きい踊りができるように思います。

・・・・ということで、篠田学先生の言う「床を強く踏み込む」理由は、これじゃない!ですね。


こちらのタイトルは「踊りの大きさは、支え足が床を押す「力」に比例する」とあります。

具体的には、「5の力で床を押すのと10の力で床を押すのでは、足を開く大きさ(歩幅)が(2倍?)も違ってくる」ということのようです。 いったい、どういう原理なのでしょうか?

このナチュラルターンの説明おいて

支え足の左足は、床を踏み抜くくらいの気持ちで押しつけ・・・」とあります。
説明図には、「強くプレッシャー(圧力)をかけ」とあります。
上の図では、「床をグリップ(つかむ)する」「足をスクイーズ(しぼる)」というのがありました。

そして「床からのエネルギーによって右足を踏み出します」とあります。

床は、なんの「エネルギー」を持っていませんから、床を踏み込むことによる、「床からの突き上げ」が、「床からのエネルギー」と言っているような気がします。そして、それによって右足が(前方へ)動くということですね。

なんでしょ? これ????


「右利きの日本人」を想定して、「右手に割り箸」を持って、社交ダンスのホールドを作り、床への踏み込みをやっているうちに、面白いことに気づきました。

支え足で、床を踏み込んでやると、その跳ねっ返りで、肩甲骨が動いて「右手の割り箸」が回転します。 踏み込む力が強ければ強いほど、「右手の割り箸」の回転量は大きくなります。

どういうことかと言えば、思いっきり床を踏み込んでやると、床からの跳ねっ返りで手首が回転する。
回転方向は【左1】【右1】。つまり、両方ともに「右」(ねじを締める方向)への回転です。

「右手に割り箸」を持ってもいいし、両手首を「サポーター」で、きつく締めてもいいです。
たぶん、左右どちらの足でも、床への踏み込みによって、手首が「右」に回転します。


手首を【左1】【右1】のように回転したときの効果は、たくさんあります。

【筋-191】において、胴体(ボディ)を、支え足の真上へと引き寄せる効果。
【筋-192】において、胴体(ボディ)を、支え足の真上で固定させる効果。
  (支え足の真上で、胴体を固定できれば、左足を前方へ伸ばしていくことができます)
【筋-193】において、胴体(ボディ)を、前方に進めて行く効果。
  (実際には、背骨を前方に押し出す動きであり、それに伴い動く足も前方に進みます)

「左利きの日本人」や「左手でフォークを持つ西洋人」の中には、説明されるまで、気づかなかった人が多数いるかもしれない。 なんとも、すごいテクニックですね。


原理的には、「床の踏み込み」の「跳ねっ返り」に反応して、前腕の2本の骨がクロスします。
それに伴い、背中にある「広背筋」が収縮して、背骨を前方に押し出すとともに、骨盤を前傾させているのだと思います。


この一連の動きが出来るのは、
  上腕を(普段より)外旋、つまり後ろ側に回転させて、ホールドを作ったとき
のようです。

逆に、上腕を内旋(内側に回転)させてホールドを作ったときには、めいっぱい床に踏み込みを掛けたとしても、足は動きません。
「なんで、おまえは出来ないんだ!」と、先生にこっ酷く「叱られる」毎日を過ごす・・・・と。



■ 「土踏まずを吊り上げる力」が大きければ、「足首で床を踏み込む力」も大きくできる!

「Ballroom Fitness みらい」では、篠田学先生とは、まったく別の方法を使います。

発想としては、
  腕を使って「土踏まずを吊り上げる力」を掛けてやれば、
  それと同じ強さの「足首で床を押す力」を加えることができる。
という考え方です。


足をV字型に開いて、左右の踵と踵をくっつけて、「出来るだけ開脚」の姿勢で立ちます。

【昇-01】では、ヒールは床に貼り付いています。ここから、外踝(そとくるぶし)や踵(ヒール)に力を入れて、「床への踏み込み」を掛けようとしても、なんの変化もありませんし、ここからの「踏み込み」そのものが不可能です。

ところが【昇-02】→【昇-04】のように、左腕を持ち上げて、掌(てのひら)を下に向けて、掌(てのひら)を下に降ろしていきます。 そうすると、左腕によって、土踏まずが吊り上げられて、踵(ヒール)が浮き上がります。 (足を大きくV字に開脚すると、下半身の力だけでは、踵は浮きません)

【昇-03】で軽く踵(ヒール)が浮き上がった状態から、左腕の力を抜くと、「土踏まずを吊り上げる力」が消えてしまうので、踵(ヒール)がストンと落ちて【昇-01】の状態に戻ります。

でも【昇-03】の「土踏まずを持ち上げる力」を保持したままで、左右どちらかの足(もしくは両方の足)の外踝(そとくるぶし)に体重を掛ければ、踵(ヒール)を床につけることは可能です。

「土踏まずを持ち上げる力」が最大になる【昇-04】からでも、外踝(そとくるぶし)を床に押しつける力を最大すれば、踵(ヒール)を床につけることが可能です。。

「土踏まずを吊り上げる力」がゼロならば、「床への踏み込み」は、自分の体重の分だけです。

でも、左腕を使って「土踏まずを吊り上げる力」を掛けたならば、それと同じだけの「足首を使った、床への踏み込み」の力を追加することができます。
「土踏まずを吊り上げる力」を最大化すれば、「足首を使った、床への踏み込み」も最大化できます。


このとき、重要なのは、「手首を回転させないこと」というか、「上腕の肘側の筋肉を使わない」ことです。
掌(てのひら)を下に降ろしていくと、前腕にねじれ(回内)が掛かります。前腕の筋肉が変化します。
このとき、「前腕の肘側の筋肉」を使って前腕にねじれを作ることで、「土踏まずを吊り上げて、踵を床から浮かせる」ことが出来るようになります。


左腕で両足の土踏まずを吊り上げておいて、支え足の外踝(そとくるぶし)を踏み込んでやれば、反対の足が前方へ伸びていきます。 そして、両足の向きは同じになります。

「土踏まずを吊り上げる力」が強ければ、強いほど、「足首で床を踏み込む」力を強くすることが出来ます。
両者のバランスが釣り合ったとき、踵(ヒール)は、床に軽く接するか、1~2cmくらい浮いた感じになります。


イメージ的には、【筋-91】のような感じです。

床との接点は、母趾球(ボール)ですが、母趾球に体重を掛けているわけではありません。

母趾球の部分だけを、階段に乗せておいて、踵(ヒール)や踝(くるぶし)を全力で踏み込んだとしたら、どうなると思いますか?

上腕(肘~肩)を、内旋(内側に回転)させてホールドを取っていれば、踝(くるぶし)を踏み込んでも後ろには倒れません。
踝(くるぶし)を強く踏み込めば踏み込むほど、「土踏まずを吊り上げる力」も強くなりますので、反対の足が前方に進んでいったり、胴体が持ち上がったりします。

ところが、上腕(肘~肩)を、外旋(後ろ側に回転)させたホールドで、これをやると、踵を後方にぶっ倒れてしまいます。 階段でこれをやると、一番下まで転げ落ちてしまいます。


・・・・というわけで、「ballroom Fitness みらい」の動きは、「上腕 内旋」が条件になります。


■ 知らない人には、同じに見える?

ナチュラルターンの1歩目に想定する動きを、比較してみましょう。

見た目も、似たように見ますし、やってることも「めいっぱい足で床を踏み込む」ということなので、言葉としては同じです。 でも、やっている中身が全く違う。



【昇-191】→【昇-193】は、左手首(前腕手首側)を使って、「左足の母趾球」に集中して体重を掛けています。

【昇-91】→【昇-93】は、左前腕の肘側と、左手の掌(てのひら)の真ん中を使って、土踏まずを吊り上げておいて、左手の掌(てのひら)の小指側を使って、左足の外踝(そとくるぶし)の踏み込み動作を掛けてます。

同じように、「めいっぱい足で床を踏み込む」動作をかけていくと、右足が前方に動いていきます。
ナチュラルターンの1歩目ですね。


こっちは、床を踏み込むことで、上腕の手首側(左手首の付け根)を回転させて、母趾球に体重を掛ける方式。 篠田学先生の「床の踏み込み」は、こちらだと思います。



こっち、「Ballroom Fitness みらい」の方法
土踏まずを吊り上げておいて、集中的に、左足の外踝(そとくるぶし)で、床を踏み込んで行きます。

【進-24】では、左の骨盤は左の母趾球の真上にあり、左手首を使って母趾球に体重を掛けているように見えるかもしれませんが、母趾球には体重を掛けていません。
土踏まずを吊り上げておいて、(土踏まずより後ろにある)外踝(そとくるぶし)で床を踏み込んでます。


《  外国人は、「右手に割り箸」を理解しているか?  》

いきつくところは、これなんですよね。



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【§B-10】

男女がコンタクトを
   とったときの
    「左腕の使い方」

【§B-11】

「床を強く踏み込む」
   ことに、どういう
   メリットがあるのか?

【§B-12】

「出来る動き」と
  「出来ない動き」、
   違いを把握しておく

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